Life

理想の男性

夏日。羽根木公園でランチを食べる。夜になって新しい同居人が下見に来たので、一緒に歩いて下北沢へ。バラック街で軽く一杯のつもりが、その場で知りあった人も巻き込んで朝まで飲んでしまった。ちなみにその人(女性)によれば、理想の男性は「運転がうま…

文化系狩り?

昨日のJ-wave JAM THE WORLD 15minutesのテーマは「音楽や映画は凶悪犯罪につながる悪影響を与えるのか」。ヴァージニアの銃乱射事件でチョ・スンヒ容疑者がニルヴァーナやレッド・ツェッペリンをよく聴いていたことからその関連性がまことしやかに囁かれて…

駒場へ

駒場東大キャンパス内にジャズライブ&トークイベント「JAZZ TODAY in Komaba 2007 "TRAPPING NYC/TYO"」を聴きに行く。駒場寮の跡地はいまやすっかりモダンな建築物にとってかわられている。確実に記憶の断絶はあるのだが、それがいいことなのか悪いことな…

下北沢とフリーペーパー

TBSラジオのストリーム、佐々木敦さんが紹介してたdetuneって素晴らしい感じがする。知らなかったら絶対に女の子だと思うような歌声。■ブログ:でちゅーんだので http://d.hatena.ne.jp/detune/わ・を・んアーティスト: detune.出版社/メーカー: HEADZ発…

今さら人に言えない

観てないなんて今さら人に言えない(でも観てなかった)映画シリーズ。 ◆ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』El Espiritu de la colmena (1973)ミツバチのささやき [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2000/06/30メディア: DVD購入: 1人 クリック:…

「友達」

4月から月一回の深夜枠に移ったTBS文化系トークラジオLife。4月22日(日曜)深夜(25時半から)放送のテーマはずばり「友達」! 直球勝負で来ましたね。2時間半の生放送に加えて、今回もポッドキャスト配信用の外伝もあるのかな? とにかくパーソナ…

シモキタ選挙

少し前の東京新聞に、まさに「下北沢の若い人」が載っていたので報告までに。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007041690140139.html クマさんのようなヒゲを生やした写真の人物が木村和穂さん(25)。もしかすると、Lifeから流れてきたリテラシーの…

はてなリング

はてなリング「文化系トークラジオLifeの週一放送を復活させようの会」なるものに入ってみた。いやほんとに、復活させましょう!http://lifelifelife.ring.hatena.ne.jp/

下北沢のリアル(ちょっと改稿)

下北沢にしのびよる「現実」 世田谷区長選や区議選を目前に控えたいま、下北沢の再開発問題がどう転ぶかは、この選挙の結果次第というところもあります。いずれにしても選挙が終わったら、運動はおそらくひとつの転回点を迎えることになるでしょう。たぶん、…

番組サイトで紹介されました

TBS文化系トークラジオLifeのサイトとポッドキャストで当ブログが紹介されました。 http://www.tbsradio.jp/life/2007/04/post_6.htmlcharlie&黒幕ありがとうございます。個人的に文芸関係の情報をメモとして書き留めておきたかったのと、あとは少しでも…

滑り込みたい感じ

あらゆる仕事を投げ出して誰かと話したい、そう思うような、人恋しい昼下がりがある。某作家に電話をしてみたり、メールを出してみたり。でもみんな忙しいので(当たり前だ)あまり構ってもらえない。とにかく、誰かと話したくてしかたがないのだが、考えて…

エリザベス・ギルバートの内側と外側

『考える人』2007年春号では橋本治と高橋源一郎が対談している。奇しくも、(文化系トークラジオLifeのパーソナリティでもお馴染み)仲俣暁生さんの「心の師」VS「仮想敵」だったので買ってみた。 考える人 2007年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮…

「島宇宙からの脱出」

『論座』5月号に、charlieこと鈴木謙介が「情報時代のガイダンス 島宇宙からの脱出と「文化系トークラジオ Life」の挑戦」という文章を寄せている。ちょうど4月1日(日)の朝日新聞にまたもや例の「ロストジェネレーション」の記事が載っていたが、charli…

8時だョ!全員集合

TBSの文化系トークラジオLifeは、今夜が第一期最終回。4月からは月に一度、日曜の深夜枠に移動してしまう。この時間帯に今の形式で聴けるのはこれが最後。パーソナリティも全員集合で、これまでの半年間の放送を振り返ることになるみたい。このLifeとい…

ベケット・ラジオ

過日、にしすがも創造舎特設会場で「ベケット・ラジオ」の公開収録を観る。ふだんほとんど演劇を観ないのですっかりこの世界には疎いのだけど、じゅうぶんに楽しんだ。1000円という安さもよかった。終了後のレセプションで缶ビールをいただいたので、た…

レビュワーの時代

ついでに、佐々木敦さんのブログでは最近こんな熱いエントリーもあった。「レビュワーの時代なのだ(…)」と題された文章で、豊崎由美『どれだけ読めば、気がすむの?』への反応という形で、現在「書評」が置かれている状況について書かれている。とくに、9…

下北沢の古本屋「気流舎」

春の陽気に誘われてひさしぶりに下北沢を散歩。新しくできた古本屋「気流舎」に入ってみた。店の名前が示すように、棚はカスタネダの本をはじめとする精神世界ものが中心を占め(といっても、昨今はやりの「オーラ」とかその類のものはない)、あとはサブカ…

『コーマルタン界隈』

とある人に熱烈に勧めてもらった山田稔の『コーマルタン界隈』。すばらしい本だ。文体のリズムがこれほどしっくりくるとは。どうして今まで知らなかったのか。堀江敏幸の文体に与えた影響もはかりしれないのだが、「フランス現代思想」がブームとして巻き起…

いよいよ最終回

TBSの「文化系トークラジオLife」がいよいよ今週末、31日(土)夜8時からの放送をもって第一期の最終回を迎える。4月からは月1回、日曜深夜に2時間半の生放送(!)という形になるらしい。深夜枠も楽しそうだが、またいつかこの時間帯に戻ってきてほ…

最近巷で流行るもの

いろんなことが動いているのだが、はやる気持ちがそれほどないのは、落ち着いたのか、それとも歳をくったのか。*でも昨日はちょっとドキドキした。*新発売のキリン・ザ・ゴールドをゴウダくんと試飲。それなりにおいしいのだけど、「最近流行りの味だねー…

「教養」

明日、3/17(土)の文化系トークラジオLifeのテーマは「教養」。黒沢清監督の回で出た、「記憶の共有」をめぐる話の流れもあり、とても楽しみ。聴きたい(=考えたい)のは、いま、いったいどんな「知」を私(たち)は必要としているのか、ということ。

ドッペルゲンガー×大人

今夜の文化系トークラジオLifeはテーマ「大人になるということ」。(日曜深夜25:30〜28:00)意外にこれが難しいお題で、今日は予習にと思って黒沢清の『ドッペルゲンガー』を見直してみた。(4度目くらいだが、何度観ても楽しい。)なぜかというとつまり…

アカルイミライ

これも予習と思って、黒沢清「アカルイミライ」を観る。何回目だろう? 何度も観てるから、観ながら眠ってもいいやと思っていた。だがひさしぶりに観て、ショックを受ける。受けるのだが……言語化できない。なんだろうこの感触は。「アカルイミライ」は2002年…

極限的ハズカシ変異

今週末のLifeの予習を兼ねて、黒沢清「ドレミファ娘の血が騒ぐ」(1985)を観る。洞口依子の初々しさ、そして伊丹十三ふんする平山教授との「実験」シーンが見物であった。教授は「恥ずかしさ」について研究しており、人間の恥ずかしさの極致において起こる…

店員萌え

TBSラジオ「文化系トークラジオLife」。先週の「憧れの女性(ひと)」の回はパーソナリティのはじけっぷりが凄まじかった。Podcast配信の外伝で放送された「店員萌え」の話。ううむ、わかる、その距離感。あまりに会話が楽しそうなので、ノリに混ぜて欲しく…

東京

2月3日放送の「文化系トークラジオLife」。テーマは「東京」で、再開発の話が焦点に。もちろん、下北沢の話も!特に外伝part1(4番目のファイル)で大きく取り上げられました。恥ずかしながら、長文のメールも読んでくださって感謝。http://podcast.tbsradi…

今後の予定

先週の「文化系トークラジオ Life」は「憧れの女性(ひと)」がテーマ。かなり面白かった。アイドルはもういなくなった、と思っていたけど、その時代その時代を象徴するアイコンは、やはり点在していたのだな。今週17日は黒沢清監督がゲスト。来週24日は…

取り替えコート

朝は少し寝坊気味。だがパンを焼いて、彼はさっそく仕事にとりかかる。諸連絡。ゆうべの残りで昼食。図書館に本を返しに行くと羽根木公園で梅まつり。たくさんの人が歩いていた。天気いいし暖かいもんな。ビールを飲みたくなるが我慢して梅を楽しむ。パン屋…

『東京から考える』について

例によってブレインストーミング的だからほとんど推敲もしておりません。東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: …

東京物語

ひきつづき「東京」について。『日経ビジネス』1月29日発売号、日経新聞論説委員の吉野源太郎による連載「東京物語」は「地域再生か分断か 非文化ドラマの舞台、下北沢」。メインは世田谷区の対応と考えに対する批判となっているが、本多一夫に対するアイ…