2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

黒猫

ポーの「黒猫」を新訳で読んでいる。以前はなんだか怖いという印象が強かったが、今回読み返してみるとこの語り手がおそるべきダメ男であることに気づく。こんなにダメだったか。黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)作者: ポー,小川高義出版社/メーカ…

フリーズが解ける日

そろそろ、ひとつの選択をしなければならない。ほんというと誰かに相談に乗ってもらいたいのだが、ふと気づくと、誰も相談できる人がいなかった。というか、相談しようというメンタリティが決定的に欠けているのだった。

ドッペルゲンガー×大人

今夜の文化系トークラジオLifeはテーマ「大人になるということ」。(日曜深夜25:30〜28:00)意外にこれが難しいお題で、今日は予習にと思って黒沢清の『ドッペルゲンガー』を見直してみた。(4度目くらいだが、何度観ても楽しい。)なぜかというとつまり…

本郷館

Save the 下北沢のメルマガで、「本郷館」の取り壊しに関するイベントがあることを知った。実は、過去に友人があそこに住んでおり、何度か遊びに行ったことがある。はっきり言っていつ床が抜けるかわからない恐怖感があったが、あの建物の古さもさることなが…

元ネタが解らないパロディ

今日は雑誌、本、映画など、かなりの量の情報収集ができた。これくらいできれば大満足だ。たとえば『QJ』の最新号(70号)でプロレスの「マッスル」について書かれた特集が面白い。トップを飾る九龍ジョー氏の記事は、メディアとして「使い勝手がよくなっ…

部屋ジャック

知人が出ているらしい東京マラソンをテレビで観る。 そのあと部屋は、同居人たちによって占拠されたのであった。 *写真はテニス(Wii)に興じる同居人ふたり

アカルイミライ

これも予習と思って、黒沢清「アカルイミライ」を観る。何回目だろう? 何度も観てるから、観ながら眠ってもいいやと思っていた。だがひさしぶりに観て、ショックを受ける。受けるのだが……言語化できない。なんだろうこの感触は。「アカルイミライ」は2002年…

極限的ハズカシ変異

今週末のLifeの予習を兼ねて、黒沢清「ドレミファ娘の血が騒ぐ」(1985)を観る。洞口依子の初々しさ、そして伊丹十三ふんする平山教授との「実験」シーンが見物であった。教授は「恥ずかしさ」について研究しており、人間の恥ずかしさの極致において起こる…

そして僕は恋をする

アルノー・デプレシャン「そして僕は恋をする」(1996)を観る。舞台はパリ。博士論文が書けず講師の位置に甘んじている青年と友人や恋人たちの織りなすドラマ。基本的には洒脱な会話がテンポよく続いていく感じだから、フランス語が理解できたら、きっとも…

店員萌え

TBSラジオ「文化系トークラジオLife」。先週の「憧れの女性(ひと)」の回はパーソナリティのはじけっぷりが凄まじかった。Podcast配信の外伝で放送された「店員萌え」の話。ううむ、わかる、その距離感。あまりに会話が楽しそうなので、ノリに混ぜて欲しく…

東京

2月3日放送の「文化系トークラジオLife」。テーマは「東京」で、再開発の話が焦点に。もちろん、下北沢の話も!特に外伝part1(4番目のファイル)で大きく取り上げられました。恥ずかしながら、長文のメールも読んでくださって感謝。http://podcast.tbsradi…

いらいら

仕事が終わらない。明日が締切だから、終わるにちがいないけど、ほんとに終わるの? 間に合うの? ナーバスになって小爆発。むう。 ガタンゴトン、ガタンゴトン。 photo by naoxi

早起き

このところ昼も夜もないような生活だったけれど、今日は早起き。8時には布団を干す。洗濯して、珈琲をいれて朝食。また豆を買ってこなくては。世田谷界隈の珈琲にどんどんチャレンジしてくれたまえ、とゴウダくんから指令も出ていることだし。新聞やニュー…

今後の予定

先週の「文化系トークラジオ Life」は「憧れの女性(ひと)」がテーマ。かなり面白かった。アイドルはもういなくなった、と思っていたけど、その時代その時代を象徴するアイコンは、やはり点在していたのだな。今週17日は黒沢清監督がゲスト。来週24日は…

悪夢(どうでもいい話)

連日の徹夜仕事にひと段落つけ、1〜2日休めるかと思ったら甘かった。朝の8時半に宅急便でゲラが届く。受け取って、ふてくされて、二度寝。 悪夢だった。いつの時代だかよくわからないが、松亭の面々は水郷地帯に浮かぶバラック風の船の上に住んでいた。い…

反省

昨日、調子に乗って朝まで飲みながら仕事してしまったのがよくなかった。朝から体調不良。熱が出る。反省。やはりしばらくのあいだ、酒は自重気味にしておいたほうがよさそうだ。ついつい、ゴウダと飲んでエンジンがかかってしまったなあ。しかし明日までに…

息抜き

パソコンでの組版作業にかかりきりなので、このところほとんど家。息抜きの自炊が楽しい。生活が安定。毎日日記を書く必要も感じなくなった。下北沢で打ち合わせ。1時間半ほど。 いろいろ考える契機になったし、そのプロダクトがよりよいものになれば嬉しい…

踊りたい

しまった。 仕事を片付けようと思ってパソコンに向かいながら泡盛など飲んでしまいながら、ついつい倉橋ヨエコなどを聴いてしまったのがいけない。なにしろ「私の特技は自信喪失」の人である。もう私はこの人大好きなのである。とーられちゃいましたー、とか…

地球はまわる

10時に起床。朝食はパンとソーセージとスクランブルエッグ。洗濯、布団干し。灯油を買う。部屋の換気をする。キックとパスタをつくる。というか、ほとんどつくってもらう。どうやら風邪をひいた。夕食は駅前で味噌煮込みうどん。ポカリや生姜湯などを買い…

取り替えコート

朝は少し寝坊気味。だがパンを焼いて、彼はさっそく仕事にとりかかる。諸連絡。ゆうべの残りで昼食。図書館に本を返しに行くと羽根木公園で梅まつり。たくさんの人が歩いていた。天気いいし暖かいもんな。ビールを飲みたくなるが我慢して梅を楽しむ。パン屋…

『東京から考える』について

例によってブレインストーミング的だからほとんど推敲もしておりません。東京から考える 格差・郊外・ナショナリズム (NHKブックス)作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2007/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 14人 クリック: …

お仕事モード

朝イチから仕事。自宅仕事のよいところでもありつらいところは、寝起きする生活空間と仕事場が直結しているところで、がばっと起きた瞬間仕事にとりかかれるというのは果たしてどうなんだーこれは、と思う間もなく、じゃんじゃんばりばりお仕事する。朝食は…

忘れる

今日から2月である。しかしこの日何をしたのか、彼はほとんど記憶にない。朝から仕事上のトラブルがありあまりよい気分ではなく、近所の喫茶店でカレーを食べ、夜は鍋をつくって食べた。日記を書いていると、昨日今日程度のことでもほとんど覚えていないこ…