2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

理想の男性

夏日。羽根木公園でランチを食べる。夜になって新しい同居人が下見に来たので、一緒に歩いて下北沢へ。バラック街で軽く一杯のつもりが、その場で知りあった人も巻き込んで朝まで飲んでしまった。ちなみにその人(女性)によれば、理想の男性は「運転がうま…

『ゴースト・ドッグ』

同居人naoxiが「まるで日曜日の午後みたいだ」と形容したとおり、なんとも平和な日曜日の午後。ジャームッシュの『ゴースト・ドッグ』をビデオで観る。「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」の『葉隠』を愛読する殺し屋が主人公。数年前に観たときはよくわか…

雷雨

下北沢でランチ。ピザを食べる。ぶらぶら歩いていたら雲行きがあやしくなり、やばいと思ったら時にはすでに遅く、叩き付けるような雨。図書館に逃げ込む。夜は散歩。西のほうを目指して歩いてみた。

通過点

いいことがあった。お祝いに友達が集まってくれた。下北沢の居酒屋で同じテーブルにいたカップルと親しくなる。女の子のほうは関西から出てきたばかり。ミュージシャンを志して東京に来たのだという。でもほんとはヨーロッパに行きたいらしく、だから「東京…

『黒い眼のオペラ』

ちょっと忙しくて時間がないので簡単に! 青山のイメージフォーラムで『黒い眼のオペラ』って映画をやってます。27日金曜まで(11:00/13:30/16:00/18:30)。DVD化される保障もないので、見逃したらもうお蔵入りかも。 実は私は男性の身体というものが根本的に…

文化系狩り?

昨日のJ-wave JAM THE WORLD 15minutesのテーマは「音楽や映画は凶悪犯罪につながる悪影響を与えるのか」。ヴァージニアの銃乱射事件でチョ・スンヒ容疑者がニルヴァーナやレッド・ツェッペリンをよく聴いていたことからその関連性がまことしやかに囁かれて…

デボラ!

フランス大統領選の投票率は84.6%か、すげえなあ、世田谷の倍。おや一面に「青い芝」が……とか思いながら朝日新聞(月曜夕刊)をパラパラめくっていたら、来日しているジェニファー・コネリーの記事が目にとまる。なんとそこには「ワンス・アポン・ア・タイ…

無題

ロスは他人に対してロマンチックだった。義侠の人だった。文字どおりどんな人に対してもよろこんでチャンスをあたえた。 しかも、つねに期待が大きすぎたので、それだけにかならず失望した。 常盤新平『「ニューヨーカー」の時代』

駒場へ

駒場東大キャンパス内にジャズライブ&トークイベント「JAZZ TODAY in Komaba 2007 "TRAPPING NYC/TYO"」を聴きに行く。駒場寮の跡地はいまやすっかりモダンな建築物にとってかわられている。確実に記憶の断絶はあるのだが、それがいいことなのか悪いことな…

下北沢とフリーペーパー

TBSラジオのストリーム、佐々木敦さんが紹介してたdetuneって素晴らしい感じがする。知らなかったら絶対に女の子だと思うような歌声。■ブログ:でちゅーんだので http://d.hatena.ne.jp/detune/わ・を・んアーティスト: detune.出版社/メーカー: HEADZ発…

今さら人に言えない

観てないなんて今さら人に言えない(でも観てなかった)映画シリーズ。 ◆ビクトル・エリセ『ミツバチのささやき』El Espiritu de la colmena (1973)ミツバチのささやき [DVD]出版社/メーカー: 東北新社発売日: 2000/06/30メディア: DVD購入: 1人 クリック:…

アキ・カウリスマキとジム・ジャームッシュ

アキ・カウリスマキの映画を何本か観た。これまで『罪と罰』『過去のない男』『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』などから独特のセンスを持った人だとは思っていたのだが、今回観たのは『真夜中の虹』『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ…

ショック

朝、Save the 下北沢の人がTOKYO FMに出るらしいと聴き、ずっとラジオをつけていたのだが聞き逃した。まさかトイレに行ってるあいだに? 聴きたくもないミッチーの曲など聴いてしまう。ショック。(ミッチーファンがいたらすまん。でもやばいよあれ)*梅ヶ…

「友達」

4月から月一回の深夜枠に移ったTBS文化系トークラジオLife。4月22日(日曜)深夜(25時半から)放送のテーマはずばり「友達」! 直球勝負で来ましたね。2時間半の生放送に加えて、今回もポッドキャスト配信用の外伝もあるのかな? とにかくパーソナ…

「ニューヨーカー」の時代

少し前の本になるが、常盤新平の『「ニューヨーカー」の時代』がめちゃめちゃ面白い。 「ニューヨーカー」の時代作者: 常盤新平出版社/メーカー: 白水社発売日: 1999/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る 冒頭、雑誌「ニュー…

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ため息ばかり出る一日。でも、がんばろう。 すべては雨のせいなのだと思うことにする。

シモキタ選挙

少し前の東京新聞に、まさに「下北沢の若い人」が載っていたので報告までに。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007041690140139.html クマさんのようなヒゲを生やした写真の人物が木村和穂さん(25)。もしかすると、Lifeから流れてきたリテラシーの…

世田谷区長選公開討論会

2007年4月22日(日)、つまりは一週間後に迫った世田谷区長選。13日に行われた公開討論会の模様を以下のサイトで観ることができた。気になる下北沢の再開発問題については、後半の13分くらいから。約7分ほどの短い討論ながら、3人の候補者の態…

はてなリング

はてなリング「文化系トークラジオLifeの週一放送を復活させようの会」なるものに入ってみた。いやほんとに、復活させましょう!http://lifelifelife.ring.hatena.ne.jp/

コメント欄を閉じます

アクセス数が増えてきたし、そろそろコメント欄を閉じておこうかなあ、と考え始めていたら、やはり下記のようなコメントをいただいたこともあり、閉じることにします。私はネット上のコメント欄で有益な対話が成立するなどとは微塵も考えておりません。(コ…

朝日新聞書評欄

なんとなく今まで「エライ先生たちの書評」というお堅いイメージのあった朝日新聞書評欄だが、今日の書評からは少しやわらかい印象を受けた。書評委員が替わったせいだろうか。いろいろな意味で読ませる書評が載っている。(好きな人がいなくなったりもした…

下北沢のリアル(ちょっと改稿)

下北沢にしのびよる「現実」 世田谷区長選や区議選を目前に控えたいま、下北沢の再開発問題がどう転ぶかは、この選挙の結果次第というところもあります。いずれにしても選挙が終わったら、運動はおそらくひとつの転回点を迎えることになるでしょう。たぶん、…

番組サイトで紹介されました

TBS文化系トークラジオLifeのサイトとポッドキャストで当ブログが紹介されました。 http://www.tbsradio.jp/life/2007/04/post_6.htmlcharlie&黒幕ありがとうございます。個人的に文芸関係の情報をメモとして書き留めておきたかったのと、あとは少しでも…

滑り込みたい感じ

あらゆる仕事を投げ出して誰かと話したい、そう思うような、人恋しい昼下がりがある。某作家に電話をしてみたり、メールを出してみたり。でもみんな忙しいので(当たり前だ)あまり構ってもらえない。とにかく、誰かと話したくてしかたがないのだが、考えて…

『デスノート』

映画版の『デスノート』をDVDで借りた。前編だけ観て、これはいかんB級だ、と思ったが時すでに遅く、あきらめて一気に最後まで観てしまった。後編のほうは、メイド的従順さで奉仕してくれるアイドル美少女の監禁という、ある種の男性がたいへん喜びそうなつ…

「先生とわたし」(加筆修正)

『新潮』2007年3月号に掲載された、四方田犬彦の「先生とわたし」。『ハイスクール1968』が高校生までのストーリーだとすれば、この話はその続編か。とはいえ、「先生」を登場させてしまった今作に賭ける著者の覚悟と執念は、前作のそれをはるかに…

東京都知事選挙

早起きして近所の小学校に投票に行く。天気もよいのでそのままぶらぶら散歩。ふだん歩かない道をいったらお寺があって、桜がきれいに咲いていた。 どうもこのところ、勝ち組負け組とか、多数派少数派とか、そういう単純な物言いが流行っていて、やれ民主主義…

エリザベス・ギルバートの内側と外側

『考える人』2007年春号では橋本治と高橋源一郎が対談している。奇しくも、(文化系トークラジオLifeのパーソナリティでもお馴染み)仲俣暁生さんの「心の師」VS「仮想敵」だったので買ってみた。 考える人 2007年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 新潮…

豪徳寺の雷雨

今日(4月4日)の読売新聞朝刊(都民版)に、世田谷区豪徳寺の招き猫に関するエピソードが載っていた。江戸時代初期、世田谷領を得た近江彦根藩主井伊直孝が寺の前を通りかかったところ、猫が手招きする。そこで寺に立ち寄ったところ、雷が鳴って豪雨とな…

「島宇宙からの脱出」

『論座』5月号に、charlieこと鈴木謙介が「情報時代のガイダンス 島宇宙からの脱出と「文化系トークラジオ Life」の挑戦」という文章を寄せている。ちょうど4月1日(日)の朝日新聞にまたもや例の「ロストジェネレーション」の記事が載っていたが、charli…