地球はまわる

10時に起床。朝食はパンとソーセージとスクランブルエッグ。洗濯、布団干し。灯油を買う。部屋の換気をする。キックとパスタをつくる。というか、ほとんどつくってもらう。

どうやら風邪をひいた。夕食は駅前で味噌煮込みうどん。ポカリや生姜湯などを買い込む。あとはマスクをしてひたすらIn-Designで組版作業。時折、著者とメールで質問事項のやりとりをする。オカミは隣りの部屋で小説を読んでいるらしい。



何の変哲もない一日。それでも地球はまわっている。不思議なものだなあ、と彼は思う。30年近い人生で、ほとんど何ひとつ自分で選んでこなかった、という気がする。すべては地球の回転任せ。その場その場で授かった縁に導かれているだけだ。つくづく、まわりの人に恵まれているなあ。

そしてなぜか彼は、地球が自転し、公転する、そのメカニズムについてもっと知りたいと思った。