2007-11-29から1日間の記事一覧

おことわり

「ある種の書かれたものはフィクションである」ということについて説明する必要が生じたので、ゆうべ眠いあたまで長い文章を書いて、起きてから推敲して掲載しようかと思いましたが、やはりいちいち説明する、というのは美しくないと思うので、そのままお蔵…

冬ごもりがはじまる

家出少女がどうやら仕事を手に入れたらしい。あとは住むところだが、それももしかしたらこの家に住むのかもしれず、まあそれも必然的な流れかなと思いながらお祝いの電話を入れたら、コタツは出しましたか、という。コタツを出したら遊びにいきます、という…

無花果の顔

DVDで桃井かおり監督の『無花果の顔』を観た。のっけから、自然なような、不自然なような、父と母と娘と息子の会話が独特のカメラアングルで交わされて、面白いなあ、と思っていたらそんなものは序の口で驚いた。桃井的リアリズム、とでも呼ぶしかないような…