ちくま日本文学など


家出少女からのメールに返事を書いたら、少し元気になった。なんてことはない他人とのやりとりが少しあるだけで、だいぶ気持ちがラクになるようだ。この家は夜になると人が増えるのだが、昼間はやはり少ないので自分の意識が膨張する。でも、いくら膨らんでもこの家は埋め尽くせない。家が広すぎるのだ。


猫を飼う、という案も出てはいるが猫アレルギーの人もいるだろうな。できれば少しカフェっぽくして、人が出入りしやすいような風通しのよい場所にしたい。


ところで今日はちくま日本文学シリーズの第一巻を買った。これからぞくぞくと刊行されるらしいのだが、これといい、河出の世界文学の新訳シリーズといい、光文社古典新訳文庫といい、しばらく古典ブームは元気に続きそうである。でもブームだろうがなんだろうがきっかけとして入ればいいので、要はそこから何をつかみとれるか、だとも思う。


内田百けん (ちくま日本文学 1)

内田百けん (ちくま日本文学 1)