仲俣BRAINZ第2回
なんとか入稿にこぎつけて、批評家・佐々木敦さんが主宰する渋谷の学校「BRAINZ」へ。仲俣暁生さんの「精読『極西文学論』」の第2回。DVDを流したり、CDをかけたり。終了後は、教室内で1時間ほどフリートーク。「ぶっちゃけ村上春樹ってどうよ」話から、阿部和重(意外に女性ファンが多いらしいことが判明)、ロードムービーは日本で成立しうるのか、などなど。
それから10人ほどで、YK君に教えてもらった居酒屋「十徳」へ。どうやら受講生には高円寺方面の青年が多く、彼らがこの講座で培った友情の話を聴いて思わずほろり……っていうかアゴがはずれそうなくらい笑えた。ほんと、おバカな青春を送ってるなあ。
正直なところ、この講座には文学オタク青年とかがたくさん来てるんじゃないかって警戒してたんだけど(笑)、ぜんぜんそんなことなくて、ただちょっとだけ、小説が好き、ってだけでみんな来てるんだよね、きっと。だからみんな小説をものすごく読んでいるというわけじゃないし、映画とか演劇だって観るし、音楽だって聴くし、そういういろんな話が、小説というものを軸にしながらできるのって、けっこういいなあー、と思いました。
次回までに星野智幸をたくさん読んでいこう。『ファンタジスタ』はほんとに名作。
- 作者: 星野智幸
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/04/20
- メディア: 文庫
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