下北沢周辺


追い込み作業。深夜、自転車でいくつかの場所を移動する。東北沢へ抜けるために思い切って違う道を通ったら、意外なショートカットを見つけた。そうか、こうなっていたのか。アタマの中の地図が書き換わっていく。


かつてこのあたりは、当時新しく作ろうとしていたミニコミの取材と印刷所探しのために、歩き回ったことがある。あれからずいぶん、いろんなことが変わった。あの頃は、かぎりなく独りであるような気がしていたのだ。


朝の4時、デザイナーと紙焼きをチェック。明日の校了に備え、不思議に落ち着いた気分になる。