雑居まつり


羽根木公園の「雑居まつり」を見にいった。


第一回の雑居まつりが行われたのは1976年の10月だそうだから、かれこれもう31年間も開催されていることになる。いろんな市民団体が集まって出店しているのだけど、サンバが鳴ったりしてアナーキーな雰囲気もあり、ほのぼのしていたり、なかなか居心地のよい雰囲気でした。


かつて僕は知的障害者の地域作業所で働き、「障害者」と呼ばれる人たちと日常を過ごしたことがある。わずか1年ほどの短い時間だったけど、そういう場所で生きていると、「常識」の観念が覆されることもしばしば。仕事は大変だったけど彼や彼女たちと過ごす日々は楽しかったし、今よりもはるかに貧乏だったけど、そこにこそ豊かな生き方が隠されているような気がしていた。


今は、「空気読め」とかいって常識的な振る舞いをすることが世の中でサバイヴするためのコツなんだろうけど、そこで「大人になるってことはこういうことなんだ」とか「社会人としてはどうこう」とか言われても、なんだかなあ。だったら俺は、空気読めない人でいいです。


■雑居まつり公式サイト (過去の写真もあり)http://61.213.69.222/zakkyo/index.html

Save the 下北沢のサイト (この日の写真などもあり。おつかれさまです)http://www.stsk.net/