無為を生きる


ある友人から、七里さんの「無償性と政治性──ディズニー・磯部涼須田良規星の王子さま」という文章を教えてもらった。その中の磯部涼さんに関する批評は、まさに「政治と文化(音楽)」をめぐって綴られているのでぜひオススメしたいのだが(特に「日常の記述」のくだりとか)、ぼくが釘付けになったのは、それにつづいて記された須田良規さんの麻雀エッセイに関する批評である。


http://d.hatena.ne.jp/nanari/20061016


自分はこの「無為」の中を生きてきたなと思います。七里さんのこの批評を読んで、石原吉郎の「ペシミストの勇気について」を思い出しました。