『太陽』
下高井戸シネマでソクーロフの『太陽』を観る。イッセイ尾形の身体表現は秀逸で、映画館を出ると「あ、そう」が口癖として伝染ってしまう。(映画館のスタッフの方が素敵だったのでつい)パンフレットを買って読むと、ネタバレになるので詳しくは書けないが、ある人物が実は重要な役割を帯びていることがわかる。たしかな映像技術に支えられた作品だと感嘆しながら観ていたけれど、構造としてはすごくシンプルな映画だと思った。重いテーマにもかかわらず軽快なリズムで至福のひととき。
- 出版社/メーカー: クロックワークス
- 発売日: 2007/03/23
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 91回
- この商品を含むブログ (222件) を見る